【竜操教室 塾長日記】「割合」の勉強は絶対必要と思うんですけどね～・・・

近所のドラッグストアが１０ポイントセールということで、警備員が立ってました。

１００円あたり１０ポイント。

１０００円買うと、１００ポイント。

後日１ポイント１円で買い物に使えるということで、１０％ＯＦＦと同じこと！

そう思ってる人多いでしょ？

違いますから！

例えば、１０００円の物を買うでしょ？

そうすると１００ポイントつきますね？

それで１００円の物をポイント交換でもらいますね？

要するに、１０００円払って１１００円分の商品を手に入れたことになるので、約９．１％引きということです。

え、ほとんどおんなじじゃん！

そんな細かいこと、どうでもいいじゃん！

そう思ったのなら、それで結構です。

でもね、実際には思ってたんと１％くらい違うんですよ。

そういう、計算がちょっと難しい話は無視するのに、ガソリンは１円でも安いスタンドまで遠出して給油するとか、チラシで１円でも安いお肉を買いに行くとか、全然バランスが取れてないと思うのです。

今やコンビニだって、スーパーだって、本屋だって、なんでもかんでもポイントがつく世の中ですからね。

まあ、ドラッグストアぐらいならたいした金額じゃないですけど、家電量販店のポイントぐらいになってくると結構大きいですから、カラクリは知っておいて損はないと思うのです。

全国学力テストの６年生の算数の結果を見ていると、「割合」の細かな計算ができない人がめっちゃ多いんですけどね。

三角形の面積の公式とかは、実は実生活ではどうでも良いことですが、「割合」だけは大人になって絶対損することになるので、学校でちゃんと教えてもらっている間に、しっかり勉強しておいてほしいと思います。

大人になっちゃったら、恥ずかしくて誰にも聞けなくなりますから。