【竜操教室 塾長日記】学校の先生をもっと頼りにして欲しい。
テスト期間中の生徒たちは、問題を解きながらいろいろと疑問が湧くようで、質問が一気に多くなります。
それって、学校の先生にちゃんと質問してる?と聞くと、「してません。」
なんでしないの?と聞くと、「なんとなく。」
別に学校の先生のことが嫌いなわけでもないようだし、本当にただなんとなく質問をしていないんですよ。
で、それを塾へ持ち込んでくることになります。
それに応えるのがもちろん塾の役目ですが、そもそも授業をしているのは学校の先生だし、定期考査の問題を作成して採点するのも学校の先生なのです。
塾の先生は学校の授業を聞いているわけでもありませんから、定期考査で点数を取ろうと思ったときに、誰に質問するのが一番効率的なのかはちょっと考えればわかるはずと思います。
それに、テスト直前になって質問が増えるのは、そこまでの授業でわからないことがあってもそのまま流していたか、わからないかどうかすらわかっていなかったかのどちらかです。
やはり効率的にテストで点数を取ろうと思ったら、授業の内容はその授業があった直後に理解できるように努力すべきで、特に階段を上っていくように授業が進む数学では、あとでまとめて勉強しよう!というやり方では効率が悪すぎます。
単元の最初のほうの授業でわからないことを放置していたら、その後の授業の理解度はとても低くなってしまうでしょう。
だから、テスト前にまとめてやるのではなくて、日々の授業の中で理解しようという努力が大切だし、わからなくなったらその時点でまず学校の先生に質問することが大事なのです。
そうすることが、結局は全体での学習効率を上げて楽できることにつながるんですけどね。
何事も先送りするから面倒なんです。
テスト勉強だけではなく、面倒なことをなるべく避けたいのであれば、目の前のことを先送りせず、課題をひとつひとつクリアしていくよう努力していきましょう。
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