【竜操教室 塾長日記】同じ問題を繰り返し解けばいいんです。

基礎的な計算力を身に付けていくには、繰り返し（反復）が大切です。

同じやり方、同じ解き方を何度も何度も繰り返すことで、体に染み込ませていきます。

九九が良い例で、九九は学校で必ず覚え込まされるので、ほぼ誰でもできるようになっているのです。

九九と同じレベルで、繰り上げや繰り下げのある計算や、正負の数の四則計算や、基本的な図形の面積や体積などなど、学年に応じた基礎的な問題を繰り返し学習して体に染み込ませていればこそ、いろいろな応用問題に対応できるようになります。

ところが、残念ながら九九以外のことについては、九九ほどのレベルで強制的に覚え込まされることがありません。

九九でできるのだから、他の事でも同じようにやればいいんですけどね。

できてないんですよ。

で、いつの間にか英単語や漢字は同じものを何度も繰り返し書かされても何の疑問を持たないのに、数学では同じ問題を繰り返し解かせると違和感を持つようになってしまうわけです。

困ったことです。