【竜操教室 塾長日記】毎年毎年同じ話題でザワザワしてません?
新学期になるといつも出てくる話題ですが・・・
昔昔に比べて通学カバンが重すぎます。
原因は、まず教科書そのものが大きく厚くなっているということ。
さらに副教材がたくさんあるということ。
そして極めつけは、それらを学校へ置いて帰る”置き勉”が禁止されていることです。
家庭学習の習慣をつけるためとか、学校の机の中やロッカーをちゃんと管理するためとか、まっとうな理由があることはわかりますが、だからと言って、めちゃくちゃ重いカバンを毎日毎日持たなければいけないというのはどうなんでしょう?
中3になると、主要教科の復習用に厚物と言われる問題集も渡されますし、最近はその問題集専用のノートまであります。
高校生になると、これに英和辞典や漢和辞典、古語辞典なども追加ですよ。
なにせ、いまだに電子辞書は禁止のところが多いですから。
それに部活関連の物だって、相当な量でしょ?
まあ、中3や高校生にもなると、要領の良い生徒は先生の目を盗んで上手に調整してますけどね。
でも、真面目な子は言われた通り、全部持って帰って全部持って行くんですよ。
部活の体力づくりのためか、それとも何かの修行かペナルティーですかって感じで、かわいそうに思います。
先生方は、どのくらい重いカバンを生徒が持ってきているのか、実際に持って歩いていみたことがあるのでしょうか?
何かの記事で、中学生で10㎏前後、高校生だと12㎏ほどにもなることがあるって出てました。
10㎏って言ったら、米ですよ、米袋。
買い物に行って米袋を歩いて持って帰る、しかも毎日ってなったら、想像しただけで嫌になりません?
そう言う塾長も、高校生の授業で簡単に、「次はチャート持ってきてね!」なんて言うことがあるのですが、これがまた分厚いんですよね~。
持ってくる生徒の苦労なんて、その時には全然考えてないですもん。
ちょっと反省したいと思います。
で、学校全体でも生徒のカバンの重さについて一度ちゃんと考えて対策を取っていく必要があるのでは?と思います。
だって、この話題、毎年必ずニュースになりますから。
そろそろ本気で解決しないといけないのではないでしょうか。
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