【竜操教室 塾長日記】先生に責任転嫁しても何の得にもならないでしょ?

新学期になり、新しいクラス担任の先生、新しい教科担当の先生になって、さっそく生徒たちが文句を言っています。


あの先生、何言ってるかわかんない!


そもそもしゃべり方が嫌い!


教え方が下手!


この時期だけでなく、1年中、このような学校の先生への文句をよく聞きます。


塾の先生が学校で教えてくれたらいいのに・・・って。


あの私、教えてますけど?


塾長は非常勤で学校の先生もしてますから、両方の様子がよくわかります。


おそらく塾長が学校で担当している生徒たちも、陰ではそんなこと言ってるんだろうなぁと思っています。


ある程度の人数を教えていると、どうしても性格の合う合わないって出てくるのは仕方無いと思うんですよね。


でも、だからと言って勉強がわからない理由にしていてはいけないんですよ。


それはもう絶対条件です。


勉強が嫌いな子たち、成績が伸びない子たちというのは自分の努力不足を反省する前に必ず自分以外のところに原因を求めます。


その一番安易なところが、「教える先生が悪い!」ってところなんです。


そりゃ確かに教える側に問題がある場合もあるでしょう。


でも、だからと言って、それで勉強がわからなくなったときに困るのは自分だ!ということが理解できていません。


自分ができないことの言い訳をいくら考えたとしても、それが自分の能力アップには何もつかながっていないということがわかっていないのです。


大切なのは、誰が教えるかということではなくて、自分が自分の成長のためにどのように努力するかってことでしょ?

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