【竜操教室 塾長日記】将来就きたい職業ランキング
毎年恒例ですが、昨日、(株)クラレが2018年版新小学1年生の「将来就きたい職業」、親の「就かせたい職業」ランキングを発表していました。
2018年版 調査結果(クラレHPより抜粋)
【男の子】
1位「スポーツ選手」、2位「警察官」、3位「消防・レスキュー隊」「スポーツ選手」調査開始以来20年連続で1位/「ユーチューバー」への関心高まる
【女の子】
1位「ケーキ屋・パン屋」、2位「芸能人・歌手・モデル」、3位「看護師」
「医師」が過去最高の比率に/「美容師」など、新小学1年生でもおしゃれに興味
【男の子の親】
1位「公務員」、2位「医師」、3位「スポーツ選手」
「公務員」人気が続く/「スポーツ選手」は過去最低の比率に
【女の子の親】
1位「看護師」、2位「公務員」、3位「薬剤師」
医療系への関心がさらに高まる/「保育士」は20年前から半減
小学1年生だと、純粋に自分がなりたいものを素直に答えているだろうと思います。
ところが、これが中学生や高校生になるといろいろ現実が見えてくるからなのか、何になりたいかわからない、夢は無いなどと答える生徒が増えてくるんですよね。
生徒たちに将来の夢とかなりたいものはないの?と聞くと、決まって、「べつに~」って答が返ってきます。
周りの状況や自分の位置が見えてくるからこそ、将来の夢とかなりたいものと言うよりも、現実的にできることやなれるものを探すようになる感じです。
そこには、努力による伸びしろってあまり考慮されていないですよね~。
受験の志望校選びでも同じような感じです。
自身の過去を振り返ってみても、夢を持ち続けることや、ましてやその夢を努力して実現するということは本当に難しいとよくわかっているつもりです。
小学校の時はパイロットになりたかったんです。
そのあとが外国航路の船長でしょ。
そして目が悪くなってきたので、学校の理科の先生。
なんとなく文系に進んじゃったので新聞や雑誌の記者。
で、大学生になったら県庁職員とか公務員もいいなって。
結局、どれも実現するための努力すらしないまま、気が付いたらデパートの地下でちりめんじゃこを売ってましたからね。
それが今はなぜか勉強を教えているし・・・
こんな感じで、川の流れに身を任せるように、ちゃんと夢も持たず夢の実現に向けた努力もしないできた塾長が言うのもなんですが、
それでもやはり、まだまだ若い中学生や高校生にはちゃんと夢を持って、その夢の実現のために今を頑張って努力して欲しいと思っています。
夢に向かって自分の伸びしろを信じることができる、そういう生徒を一人でも多く育てていくことが、今の自身の夢なんですよね、おそらく。
だからこそ、まず自身がそれを実現するための努力を欠かさないようにしなければと思います。
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