【竜操教室 塾長日記】いったいいつまでこだわるの?
中学生に紙の辞書を引かせたら、やたらと時間がかかるんですよ。
アルファベット順とか、あいうえお順とか、そういうのもパッとしないし、紙をめくる作業も慣れてないし、ってこと。
これだから最近の中学生は・・・・
って、特に思いません。
そりゃあ、こういう時代に育ってくれば、紙の辞書なんて引く機会はそうそうあるものではありませんし、逆に慣れている方が特殊です。
教養として辞書などの扱い方を身に付けさせるのは良いですが、そこに優位性があるわけでもありません。
紙の辞書を引くのに時間がかかったとしても、電子辞書をさっと引くことができたり、ネットで検索をすることができれば事足ります。
というか、今後、紙の辞書を引く方がレアになっていくのは当然の流れですから。
だから、紙の辞書が引けないのなら、電子辞書の引き方を教えたり、パソコンやスマホで検索する方法を教えて、それに慣れさせていく方が何倍も有効と思います。
今の時代に、黒電話のダイヤルの回し方を教えるのと同じことでしょう?
あるいは、一昔前には、家には百科事典という分厚い本が何冊も置いてあって、それをいちいち引っ張り出して調べ物をしていたんだよ~
というのと同じ話です。
いつまでも、そんな消えてゆく技術にこだわる時代遅れの大人がいることが問題なのです。
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