【竜操教室 塾長日記】そういうことをテレビで普通に言わないで!

昨日、NHKニュースを見ていたら、女性アナウンサーに


「〇〇さんは、子供の頃、夏休みの宿題はどうでしたか?」


と聞かれた解説委員級のおじさんキャスターが、


「いつもギリギリにならないと追い込まれないので、苦労してました・・・」


みたいな、ありがちな反応をしてました。


お願いなので、こういう話はそれが真実であってもやめて欲しいと思います。


ちゃんとしてる人は、ずっとちゃんとしてる。


子供たちには、そういうイメージが大事。


(NHKで全国ニュースにメインで出られるような)こんなちゃんとしてる人だって、宿題は追い込まれないとやらなかったんだ・・・


子供たちにそう思わせてはダメなんですよ。


同様に、「俺、全然勉強できなかった」とか、「学校を馬鹿にしてた」とか、現在ちゃんとしてる大人が、子供の頃は全然ちゃんとしてなかったとアピールするのもぜひ止めていただきたいです。


それが本当かどうかはどうでもいいんです。


要は確率論なので、そりゃあ子供の頃にちゃんとしてなかったけど今はちゃんとしてるという大人ももちろんいると思いますが、そもそも、ずっとちゃんとしてる人はその何倍もいると思うのです。


いや、実際はそうじゃないかもしれないけれど、少なくとも子供たちの前での建前はそうでなければいけないと思います。


一発逆転とか、V字回復とか、転生とか、リセットとか。


そんな危ういものに人生をかけないといけなくならないように指導するのが、指導者としての務めだと塾長は思います。

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