【竜操教室 塾長日記】「めっちゃ難しい。さっぱりわからん!」って感想にならないように。

私立高校入試も終わって、ほっと一息の土曜日。


と言っても、県立の特別入試まではあと10日しかありません。


ほとんどの生徒は、県立高校が第1志望ですから、私立入試が終わったからと言っても一息ついている場合ではないのです。


入試直前のこのタイミングは過去問中心の演習になります。


私立も県立も、成績がかなり上位の生徒が受ける科コースも、成績がかなり厳しい生徒が受ける科・コースも同じ統一問題です。


上位の生徒に合わせた問題もあるので、当然、生徒によっては、


「めっちゃ難しい。さっぱりわからん!」


という感想を持つでしょう。


でもですね。


皆が100点を取ろうと思っているわけではありません。


どのくらいの得点を取れば合格できるかの目安があって、それを超えれば良いだけのこと。


逆に言えば、「めっちゃ難しい。さっぱりわからん!」という問題は有って当然なので、いちいちそれに反応していても仕方が無いんです。


解けるはずの問題を見つけて、それをしっかり解くこと。


過去問をやっているのは、その選別の練習をしているのです。


「めっちゃ難しい。さっぱりわからん!」という問題は、バッサリ捨てるというのも技術のひとつですからね。


だから私立入試でも、過去問をみっちりやっていた生徒たちからは、「難しい」って言葉はあまり聞かれませんでした。


難しいのは最初からわかってるから。


自分が解かないといけない問題がきっちり解けていれば、それでいいんです。


問題のレベルが今年だけ急に難しくなることはありません。


県立の特別入試や一般入試でも同様に平常心で、解けるはずの問題をコツコツ解けるように、過去問を頑張って解いて慣れていきましょう。

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