【竜操教室 塾長日記】本当にそうですか?と考えることが大切。

昨日夜のバラエティー番組を見ていたら、あの林修先生のいろんな教育・子育て論が紹介されていました。


さすがに優秀な先生のおっしゃることなので、「その通りだ」と頷けるものが多いのですが、中には「本当にそうですか?」と聞きたいものもいくつかありました。


実際には、「本当にそうですか?」と聞いて、林先生と議論してみたい議題がいくつかあったということですけれど。


林先生がおっしゃるから必ず正解!ってわけでもないでしょう。


ただ、テレビでは各議題ごとに視聴者の賛成・反対を割合で表示していたのですが、どの議題も90%以上の人が賛成と紹介されていました。


その賛否割合についても「本当にそうですか?」と思いますが、いわゆる一般論に異議を唱えている内容にも関わらず、それを林先生が言うことだからと盲目的に賛成していたとしたら、それはそれで問題ではないでしょうか。


テレビでどのように紹介されていようが、どんなに権威のある人が言っていようが、疑問があれば「本当にそうですか?」と考えることは大切と思います。


林先生がこの番組の中で、一般的とされる教育論に対して「本当にそうですか?」という問題提起をいくつもされているのは、考え、議論することを避けて他人の意見に盲目的に従うのではなく、自分の頭で考えて、自分なりの意見を持つことが大事だと伝えたいからではないでしょうか?


他人の意見に左右されず、最終的には自分で考え、自分で意思決定できる人こそ、優秀な人だと塾長は思っています。


だから子供たちには、普段からいろんなことに対して「本当にそうですか?」と常に考えられるようになって欲しいなぁと思います。


素直な子ばかりなので、難しいですけどね。


疑り深いのも必要な素養のひとつと思います。

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