【竜操教室 塾長日記】過労死ラインは月間240時間だそうです。

1年の中では、今はどちらかというと閑散期です。


これが夏休みを過ぎてくると、受験を意識し始めた受験生たちが授業枠を増やしたり、自習に来たりということで、どんどん忙しくなってきます。


中には、学校帰りから夜10時まで入り浸る生徒もいて、塾の滞在時間が月に100時間を超えることもあるんですよ。


すごいでしょう~(^^)/


・・・なんて、簡単に言えなくなってきた気がします。


学校の授業時間を1日に7時間として、20日で140時間。


それに塾の100時間を加えると240時間になって、これは労働者の1か月の過労死ライン(240時間)とほぼ同じです。


当然、塾がお休みの日や深夜などに家庭学習もしているので、全体の時間はもっと多いということになります。


要するに、そんなに頑張って大丈夫ですか?ってことですけど、本気になったら月間240時間なんてあっという間ですからね。


大都会の中学受験塾なんて、現実的に勉強時間が過労死ラインを軽く超えているでしょう。


もしそれを本人の意志に反して無理やりやらせていたら、例え保護者も賛同していても、ブラック塾ってことのはずですが、勉強だとそうはならないのが不思議なところです。


これが部活動だと、大問題になるのに。


まあうちでは、本人の意志を超えた強制は無くて、あくまで自由意志で学習をしているので大丈夫だとは思いますが・・・。


そもそもストレスを溜めながら無理やり勉強させたって、何にも効果は出ません。


本人の心の中から自主的に「もっと勉強しなきゃ!勉強したい!」って気持ちが出てくるようにフォローするのが塾の役目と思ってますし。


おいおい、そんなに長時間勉強して大丈夫???って歯止めをかけないといけなくなるほど、自分から頑張る生徒をどんどん増やしていければ良いなあと思います。

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