【竜操教室 塾長日記】宿題が少ないのは何のためでしょう?

受験を控えた中3生たちが言います。


「先生、今回の冬休みの理科の宿題、わりと少ないからラッキー♪」


宿題が少ないことは、果たしてラッキーなのかどうなのか。


入試に向けてやらないといけないことは山ほどあるのです。


学校の先生にしてみれば、貴重な冬休みの間に分厚い問題集を何回でも解かせたいと思うのが当然。


それなのに、敢えて少なめの宿題にしているのは、それ以外の時間を有効に使いなさいというメッセージなのが、生徒たちはわかっているのでしょうか。


そういう先生の配慮がわかっている人には、もちろんラッキーでしょう。


でもそんなこと全然理解せずに、単にやることが少なくて楽できると思っている人にとっては、楽をできると思っている本人にとってはラッキーでも、客観的にみると全然ラッキーでもなんでもないですけどね。


まあ、何も考えずに全員一律に山ほど宿題を出して自己満足している先生も中には居るので、そうでないことはどちらにしてもラッキーに違いありませんが・・・


ともかく、毎年のことですが、


真面目に受験勉強をする生徒のことを考えると、他の教科も、できれば受験生の冬休みの宿題は極力少なめしておいて欲しいと思います。


やらない奴や不真面目な奴に合わせてもまったくの無駄ですから。



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