【竜操教室 塾長日記】マイネーム イズ ショーヘイ オータニ!

大谷選手の記者会見、かっこよかったですね。


英語はまだまだ勉強中のようですが、現段階ではまったく必要無いですもんね。


当たり前ですが野球選手なのですから、現段階では英語なんてまったく出来なくても、選手としての実力を評価されてアメリカで何億円も稼ぐことができるわけです。


大谷選手の例を出すまでも無いですが、英語は必要になった時から学べば十分ですよ・・・と塾長は強く思います。


今後、公立小学校でも3年生から英語を学ぶようになる日本では、世の中の雰囲気が圧倒的に「英語ができる人=優秀な人」みたいな錯覚を植え付けられつつあると思います。


ちなみに、以前ネットの記事で見たことなので真偽はわかりませんが、日本の全産業人口のうち、過去1年以内に英語を業務で使った人の割合はわずか数%にすぎないのだそうです。


せいぜいそんなもんでしょう。


それなのに、世の中で英語ができないと生き残れないような錯覚を植え付けるのはなぜなのでしょうか。


いつ街中で外国人(それも英語圏のみ)に声をかけられるかもしれないからですか?


突然、会社の電話に英語しかしゃべれない人から電話があるかもしれないからですか?


まるで、いつ行くかもわからないのに、豪華なアウトドアセットとそれに似合う高価なオフロードSUVを購入する都会の人みたいなものじゃないですか。


まあ、趣味ならとやかく言うことじゃありませんけどね。


塾長はそこに大きな疑問を感じます。


最終的には英語がしゃべれるかどうかではなくて、業務に必要な見識や能力がどれだけあるかどうかの勝負なのです。


英語が必要無いと言っているのではありません。


数学や理科、社会などの科目と同じですが、学校で良い成績をおさめるために必要だし、目先の進学に必要なので、学生時代、それなりに頑張らないといけないのは間違いありません。


でも、社会に出た後で使うのか使わないのかという議論で言えば、数学で習った内容を社会に出てからも使いますか?というのと同じことだと思いますけどね。


三角比って、普段使います?


サインやコサインの知識が無いと世の中で生き残れませんか?


普通の人たちにはまったく必要の無い知識ですけど、専門分野では日々当たり前のようにこれを使って仕事をしている人たちがいるわけで・・・。


その状況と英語の学習状況で、それほどの違いがあるようには思えないのです。


何度も言いますが、英語が無駄とか必要無いと言っているのではなくて、他の教科の学習と大きな違いは無いと言いたいのです。


大谷選手だって、おそらく1年もすればチームメイトとの意思の疎通にまったく困らなくなるぐらいの英語は話せるようになるでしょう。


それで充分。


ただの言語のひとつですから、英語ができることもたくさんある能力のひとつであって、それだけでどうにかなるものではないのです。


個人的には、まず日本語、日本の文化からしっかり学んで欲しいと思うし、自分もまだまだ学ばなければと思っています。

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