【竜操教室 塾長日記】学校の先生の作った対策プリントは「完璧に」覚える。
完璧に覚えるというのは、どこの何を聞かれてもすぐに答えられる状態を作るということです。
この「完璧に」というのが、中学生ぐらいだとまだまだ曖昧です。
例えば、B4版の対策プリントを配られているとしたら、そこに書いてある問題すべてに答えられるのは当然ですし、なんなら、まるで早押しクイズのように、問題の初めの言葉をいくつか聞いただけで正解を答えられるぐらいの暗記をして欲しいのです。
B4版のプリントの、右下の方にあった問題だったな・・・とか。
そのひとつ前の問題とその答は〇〇で、ひとつ後の問題は△△だよね・・・とか。
まるでコピー機で頭の中にコピーしたかのように、イメージで全体を記憶できている状態を目指して欲しいのです。
対策プリントやった?と聞いたら、ほぼ全員がやったと答えますけど、実際のテストで対策プリントからそのまま出ている問題ができていないことがよくあります。
それじゃあ対策プリントの意味がありません。
一通り解いただけとか、だいたい覚えたとか、そんなレベルではダメなのです。
広い範囲の中から先生が絞ってくれているのですから、まずそこだけでも「完璧に」できないようでは、いつまでたってもテストでの高得点は見込めませんよ。
ちなみに、完璧の「璧」は「壁」ではありませんのでご注意を!
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