【竜操教室 塾長日記】ちょちょいのちょいで解けるやり方なんてあるわけがない!
テストに向けた対策中です。
テストの前日の夜になって初めて、何日も前に学校で配布された数学の対策プリントを机に広げて、
「先生、これ全部わからんから教えて!」
と平気な顔で言う生徒が居ます。
この1か月半をかけて学校の十数時間の授業で習った内容を全部聞き流しておいて、それをたった30分ぐらいで説明してもらえると思ってるんですね。
ふざけんな!(-_-メ)
って感じです。
この子は極端な例ですが、それにしても生徒の多くは、勉強をちょちょいのちょいで簡単にできるようになる方法がどこかにあると信じているのではと思います。
自分がそのやり方を知らないだけで、ちゃちゃっと勉強してぱぱっと解ける方法があって、塾ならそれを簡単に教えてくれるんでしょ?と思っているのです。
そんなもんあるか!(-_-メ)
何かを習得するには、必ずそれなりの努力と時間が必要なんです。
自転車に乗れるようになろうと思ったら、それなりに練習して、何度もコケて痛い目に遭って、それでもめげずに頑張って練習をするからこそ、やっと乗れるようになるのです。
いや、もしかすると、ちょちょいのちょいで乗れるようになる人も居るのかもしれませんが、そんなのは少数派だし、そういう人は天才なんですよ。
我々凡才はそんな楽はできません。
テストの前日になって、
「テスト範囲すべて教えて!(それも手短に!)」
みたいな発言が出ている限り、成績を今より上げていくことなどできるはずがないのです。
日々、真面目にコツコツ努力すること。
それでも何度もテストで痛い目に遭うわけで、それでもめげずに頑張るんですよ。
ただそれだけです。
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