【竜操教室 塾長日記】なんでも「めんどくせー」って言うようになったらお終いです。
漢字や単語を何回も書いて覚えるのって、当たり前なんですよ。
と言うか、覚えようと思ったら凡人はそうするしかないはずなんです。
でも、そんな当たり前のことを小さい頃に叩き込まれずに大きくなってしまうと、もうそこからの矯正は大変です。
価値観が違いすぎます。
ちょっと漢字を書かせるだけで、「めんどくせー」ってなります。
ちょっと単語を覚えようか?ってなっても、「めんどくせー」ってならない覚え方なんてあるはずがないので、結局何も覚えられないんですよ。
覚え方を知らないというか、「めんどくせー」の先にやっと成果があるのを知らないというか。
まあ、小学校の中学年ぐらいまでですね、「めんどくせー」かどうかもわからないまま、とにかく言われたことをただやるって言うのはね。
そこで叩き込まれていれば、あとはどうにでもなります。
逆に、そこで叩き込まれていないと、あとはもうずるずると・・・
暗記は面倒なんです。
と言うか、勉強は本質的に面倒なんですよ。
面倒なのが当たり前なのに、それを今さら「めんどくせー」って言っている時点でもうダメです。
その面倒を乗り越えた先に何があるのかを知らない、あるいは考えようとしない限り、勉強はできるようになりません。
勉強だけでなく、自分が何かを身に付けようとしたら、「めんどくせー」を乗り越えないといけない場面が必ずあります。
もしかすると好きなことは面倒くさく感じないかもしれませんが、人生、ずっと好きなことだけで生きていけるわけではありません。
だからこそ、ぜひ小学校低学年のうちに「めんどくせー」ものをしっかりやらせて、何かを身に付けようと思ったらそれは当たり前なんだということを叩き込んでおいて欲しいと強く思います。
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