【竜操教室 塾長日記】で?大問1番は何個間違えたんですか?

11月度の自己診断テストが返却されています。


懇談で志望校を決定するための、ほぼ最後の材料になる大事な大事なテスト。


返却されたテストの中でも、数学については必ず全員にこの質問をするようにしています。


「で?大問1番は何個間違えたの?」


自己診断テストの大問1番は、ほとんどの場合小問ばかり10問で構成されていて、配点は各4点。


これだけで40点もあります。


平均は良くて60点、悪いと50点になるようなテストで、この40点の重みはとても大きいのです。


しかも、基本的な四則計算や関数、図形、確率、データなど、誰もが1度は解いたことがある、教科書の例題レベルの問題ばかりですよ。


だから、80点以上の高得点を狙う生徒はもちろんのこと、平均点を目指している生徒にとっても、この1番を全問正解させることは、最優先で取り組まなければいけないことなのです。


全体の点数の出来不出来ももちろん大切ですが、それ以上にこの大問1番をどれだけの意識を持って解いているかが大切。


毎回確認をしているので、ほとんどの生徒が意識を高めてくれていますが、何個間違ったか、自分は何と答えて間違ったのか、そもそもどんな問題が出されていたのか、全然覚えていない生徒も居ます。


こういう生徒は、当然他の教科の問題についても意識は無いし、間違えた問題も覚えてないし、チェックもしていません。


点数を上げるには何を勉強したらいい?と聞いてくる前に、やることはいっぱいあるはずなんですけどね。


とにかく反省が足りません。


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