【竜操教室 塾長日記】国語世論調査 8割以上もの人がそう思っているんだったらそれでいいじゃないですか。

昨日の夜のニュースで、2016年度国語世論調査の結果が報道されていました。


今回の一番のお題は、「存亡の機」。


「存亡の危機」が誤用とされ、なんと83%の人が間違って使っているのだそうです。


かつて村山首相が戦後50年のおわびの談話の中でも「存亡の危機」と使ったらしく、誤用の方が広く浸透しているようだ・・・


なんて他人ごとで言っている当のマスコミの人たちだって、絶対間違ってたでしょ?


8割以上の人がそうだ!と思って使っている用法を今さら誤用だと指摘されても、なんか意味あります??と思いませんか。


何ならこの発表の場で、「今日からこっちが本当の意味にしま~す」って宣言して欲しいくらいですよ。


文科省がこの発表で何を求めているのかが今一つよくわかりません。


毎年毎年、ちっとも進歩しないなぁ・・・


・・・と、テレビを見ながらブツブツ言っていたら、嫁が一言。


「こっちこそ、毎年毎年、同じコメントを聞かされる私の身にもなって欲しいわね。」


あ、はい、すみません。


ブログでも毎年毎年同じ話をしてますもんね。


失礼いたしました。



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