【塾長日記】お金を払って塾へ通うということ。

塾へお金を払って通う時、何を目的にしているかというと、一番は成績アップでしょう?


それはもちろん学校の成績。


学校の成績はどうでも良いので、塾で勉強できるようにしてください!ってなったら、それはもう趣味の世界じゃないですか。


ピアノ教室とか、習字教室とか、バレー教室とか。


塾へ通うというのは、そういう趣味の教室へ通うのとは訳が違います。


そこのところをはっきりしておかないと、お金を払って塾に通う意味は無いと思います。


学校の成績を上げるためなのであれば、学校のことで自分でもできることはまず自分でやり切ってから、もっと勉強をしないといけないので塾へ通うというのが一番効果があります。


それは、どんな塾へ通うにしても同じと思います。


塾へ通っているのに成績が上がらない理由の中でも、学校のことをちゃんとやっていないからというのが塾としても一番どうしてあげようもないわけで。


塾へはちゃんと出席するけれど、学校の授業はいつも寝ているとか。


学校の課題はまったく手を出さないとか、答をただ丸写しするだけとか、提出しないとか。


そんなことになると、何をしにお金を払って塾へ通っているのかがまったくわからなくなってしまいます。


数は多くないですが、毎年必ず一定割合でそういう生徒が存在します。


自分でできるところまでやってみたけれど、ここから先がどうしてもわからない。


学校のことに関して、できることはしているのに、思うように成績が伸びない。


そこをフォローして、一緒に成績を伸ばしていくのが塾の役目ですからね。


もちろん、塾としていったん引き受けた以上は、そういう塾通いが”趣味”のようになっているような生徒に対しても責任を放棄するわけではありません。


できる限り学校の成績が伸ばせるようにフォローはしていきますが、もしかして俺のこと?とか、それってうちの子供のことかしら?と、ちょっとでも引っかかったのであれば、お金を払って塾へ通うということについて、もう一度しっかり考えて勉強への取り組み姿勢を見直して欲しいと思います。


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