【塾長日記】いくつになっても、どんな環境になっても、勉強は必要なもの。

うちの塾ですが、基本的には小中学生対象です。


高校になると、数学以外の専門科目は、わかる範囲でしか教えられません。


漢文の文法とか、物理の公式とか、簿記の問題とか、電気回路の仕組みとか・・・


そんなこと聞かれてもわかりませんから。


Googleくんと一緒に調べることはできますけどね。


そんな状態を理解していただいた上で、高校生も受け入れているのですが、最近は商業高校、工業高校へ進学した卒業生たちがそのまま自習空間を求めて通ってくれることが多くなってきました。


普通科の科目ならまだしも、実業系の高校の専門科目なんて見たことがありませんから、生徒が自習をしている内容を初めて見てびっくりです。


予習、復習しないと、とても授業についていけないんじゃないの?というような難しいこともたくさん勉強しています。


中学生に進路指導をしていると、もう勉強はしたくないから普通科は嫌だ!みたいな声を聞くことがあるのですが、とんでもないことですね。


普通科へ行かなければ、大学受験に向けた主要科目の勉強は少し軽減されるかもしれませんが、その変わりに専門科目をちゃんとやらないといけないんですよ。


そして、実はそれが思ったほど簡単ではないということが、うちに通っている高校生たちを見るとよくわかります。


商業高校や工業高校へ行けば楽できるって、舐めてちゃダメってことです。


何を学ぶかという内容は違うにせよ、勉強はどの高校へ行っても、その後どういう進路に進むにせよ、ずっとずっと必要なものです。


嫌なことから逃れようという安易で消極的な進路選択をするのではなくて、


自分はコレを学びたいからこの道を進む! 


そういう積極的な進路選択をしていって欲しいと思います。


高校だけじゃないですよ。


一生続くことですから。


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