【竜操教室 塾長日記】教えてあげないと、大事なことがわかってないんですよ。
高校入試の私立の過去問。
数学は特に大問1番の小問集合だけを集めたものを、5校分×10年分ひたすら解かせていきます。
基本的な問題で見たことがないパターンを無くしていくことが大事。
とりあえず、初見の問題なんてできなくても構わないんですよ。
まずは小問集合の中で初見の問題が無くなれば、自ずと解けない問題が減ってくるはず。
平均点ぐらいまでは、これで充分対応できるのです。
ただし、解けなかった問題や間違えた問題を放置したまま次へ行かないことが大原則です。
時間をかけている割になかなかできるようにならない生徒の特長は、できるところだけどんどんやって、できないところはスルーするか答を写してそのままにしてることが多いです。
学校の課題ばかりやらされているので、無意識のうちに目の前の問題の山を一通り終わらせることが勉強だと思っているのです。
それでは、やってもやってもできるようになるはずがありません。
できない問題を見つけて、それをできるようにすることが勉強ですから。
どれだけたくさん問題を解いたかではなく、解けなかった問題をどれだけたくさん解けるようにしたかってことです。
そこの意識を変えるだけで、結果は大きく変わってきます。
0コメント