【塾長日記】おいおい、そりゃ覚えられるわけないじゃろ?

さっきから社会の歴史用語を暗記しようとしている1年生。


平城京、聖武天皇、戸籍、口分田、租庸調、班田収授法、蝦夷、征夷大将軍、正倉院、などなど。


なかなか漢字を覚えるのが難しいよね~というところですが、まだ中学校なので、漢字指定ではありません。


だったら簡単じゃん!と思ったら・・・


全然読み方を知りません。


試しに全部読んでみて!と聞いてみると、30個のうち半分以上読み方がわかりませんでした。


読み方もわからないのに暗記をしようというとても無謀なことをしていたのです。


いやいや、最近の教科書は全部ルビがふってありますから、教科書を読んでれば、読み方ぐらいわかるはず。


それが面倒なら、誰かに聞けばすぐに調べられるはず。


今までなんしょーったんで?(-_-メ)


と叱るのは、時間がもったいないので後回しにして、とにかくまず読みを書かせて、それから暗記を少しずつ進めていきます。


それにしても、漢字が読めない、意味がわからないって、すべての科目の勉強でほんとに辛いですよ。


お家でも、一度お子さんに新聞を音読させてみると良いと思います。


少し安心するか、それともびっくりするか。


日本の学校に通う以上、まず漢字、日本語の語彙は大前提なのです。


実際、小学校で英語なんてやってる暇は無い人ばかりなのにね~。


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