【塾長日記】”小学校”までとは違うのだよ、”小学校”までとはな!

竜操中の1年生ですが、期末テストまでなんにもテストが無いというのはまずいと思ったのか、先週プレテストなるものが5教科で実施されたようです。


テスト勉強などしたことがない、


中学校のテストがどんなものか、想像したことがない、


そういう子たちは、軒並み壊滅的な点数を取っていました。


特に、理科や社会などの暗記教科です。


それでも理科はまだ小学校の時に習った内容と重なるところがあるので、40点とか50点で、まだ良いとして・・・


社会なんて、歴史の最初の最初のところだから、覚える気で覚えないと知らない、初めて聞くような用語ばかりなので、8点とか、15点とか。


およそ、小学校のテストでは自分も周りでも、見たことの無いひどい点数ですから、その衝撃は大きかったようです。


でもね。


社会の先生が、わざわざプレテストのプレテストのような対策プリントを用意してくれているのに、それをそのまま放置していたでしょ?


対策プリントをちょっとでもやってみたら、


あ、このままではまずいな・・・


そう思うのが普通の感覚のはずです。


何も勉強しなかったら、ほとんど書けないということに簡単に気が付くはずなんですよ。


だから、何も勉強していなくて壊滅的な点数を取ったとしても、当然そうなるよね!という態度で落ち着いているのだったらまだ救いがあるのですが・・・


結構深刻な顔をしている子を見ていると、こっちの方が深刻になります。


ホントに、こうなることを予測できなかったの?


自分自身に関する、ごく近い未来の予測をすることができないというのは、いろいろな面でかなりまずい状況と思います。


いわゆる ”生きる力” ってやつですよ。


小学校までだと、適当に授業を聞いて、適当に宿題をやって、テストのための勉強などまったくやらなくても、80点とか、90点とかが取れますもんね。


あれで0点を取るなんて、日本中でのび太君ぐらいしか居ないから、そのままの延長で中学校でもなんとかなると思っちゃうんでしょうか。


小学校までとは確実に違うんです。


それに早く気が付いて、考え方や行動を変えて欲しいと思います。


期末テストで同じことを繰り返さないようにしましょう。


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