【塾長日記】自由の利かない授業中には、勉強をするのが一番効率的に決まってる!
学校の授業中って、何をする時間ですか?
そりゃ、勉強をする時間に決まってるじゃないですか。
先生がいろいろ説明をしてくれます。
自分でも教科書を読んだり、問題を解いたり。
そういう時間が、平日だと1日に5時間も6時間もあるんですよね。
授業時間中に集中して勉強をしていれば、わざわざ塾へ通ったり、テストまえに慌てて勉強をやり直したりという必要は無いはずと思います。
ところが、この貴重な授業時間を友達と私語をして過ごしたり、居眠りをしていたりで、無駄に過ごしている子がとても多いのです。
学校の授業時間は、なかなか自分の思い通りには使えません。
遊んでいるわけにもいかず、眠り続けるわけにもいかず、机に強制的に座らされて教室から出ていくこともできず、要するに自分の自由がまったく利かない時間です。
だからこそ、この自由の利かない時間を本来の目的である”勉強”に充てるのが一番効率的じゃないですか。
にもかかわらず、この自由の利かない時間に、わざわざ自由を行使しようとするんですよ。
私語をする自由とか、寝る自由とか、読書する自由とか、授業を聞かない自由とか。
私語するにしても、寝るにしても、読書するにしても、それが授業中じゃなければ、制約はほとんど無いんだから、やりたいようにやれるのに。
わざわざ自由の利かない授業中に、怒られるかもしれない、評価を下げられるかもしれない、そういうリスクを冒しながら、しかも、どうせやらないといけなくなる勉強を先延ばしにしてしまうわけで。
まさに時間の無駄。
そんな無駄な時間がなんと、平日毎日5~6時間でしょ?
1週間で、1か月で、1学期で、1年で、そんな無駄な時間がどのくらい積もっちゃうんでしょうね。
ちょっと考えればわかることと思いますけどね。
だから、頭の良い子って、あんまり普段勉強をしているイメージが無いことが多いでしょ?
そりゃそうですよ。
そういう子たちは、毎日5~6時間の授業中にちゃんと勉強してますから。
それはちょっとした意識の差のように見えて、何年も経つと、実は天文学的な時間数の差なんですよ。
簡単に埋められるはずもないのです。
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