【塾長日記】計算の工夫は他人に教わるものではないように思います。
小学校の算数で、”計算の工夫”というのがあります。
例えば、
25×13×4
掛算の順序を変えて先に25×4をやれば、暗算でもできる簡単な計算になるということですね。
それはまあ良いとして、
24×75を工夫して計算しなさい!と言うんですね。
どうします?
24を6×4に、75は25×3に分解して、
6×4×25×3
順序を変えて先に4×25をやって、それに6と3をかけるのかな?
そういう数字パスルを知っていることは有効でしょう。
でも必須ではないはず。
まずは、24×75の筆算を究極に早く計算できるようにすることの方が大事じゃないかなぁ・・・といつも思います。
他にも、102×23みたいなやつです。
(100+2)×23 → 100×23+2×23
とかです。
いや、そりゃあできた方がもちろん良いですよ。
でも優先順位はかなり低めです。
そもそも、そういう工夫を理解する子は、自分でそういう計算の工夫をいろいろ持ってますし、他人に教わってまで・・・って感じです。
工夫は必要に迫られてするものです。
これって何の役に立つの?と思っているうちは、教わっても無駄だと思うんですけどね~。
どうでしょう?
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