【竜操教室 塾長日記】世の中はSDGs?なんですよ

今日も、ある私立大学から学校案内のパンフレットが送られてきました。


別に頼んだわけではありません。


そもそも、高校生は数人しか居ないし・・・


ものすごく分厚くて、上質な紙を使っていて、オールカラーで質感も高い、要するに作成費がめちゃくちゃ高そうな冊子です。


これを全国の塾に、しかもうちのような零細弱小塾にまで配布しているとすると・・・


って、考えたら全然今流行りの「持続可能ななんちゃら・・・」ってやつにそぐわないと思いませんか?


この時代、紙媒体に頼ることから率先して止めていくのが、例の「地球に易しい・・・」ってのに合致しませんかね。


それなのに、そのパンフレットの中に、「SDGs」についての大学の取り組みのページがでかでかと載ってたりするのは、矛盾以外の何物でもないと思うのですが・・・


しかも、この広告宣伝方式を平然と採用しているのが1校や2校じゃないんですよ。


少子化で学生集めが苦しいのはわかりますが、この宣伝広報は大いに疑問に思います。


そう言えば、先日高校で配布された「〇〇塾大学入試情報」の小冊子も酷いものです。


すべての大学の学部学科と受検科目が一覧になっていて、老眼鏡をかけないと見えないようなとても小さい字で電話帳のように印刷されているんですけれど・・・


サイズ感は、一昔前のガラケーの取扱説明書みたいな。


あれを全国の高校生に配ってるとしたら・・・


必要なのは自分が興味のある学校だけでしょ?


このネット全盛の時代に、時代錯誤も甚だしく、正気の沙汰とは思えません。


スマホでぽんっとしらべたら終わりですやん。


そもそも、もう何年も前から携帯やスマホの取扱説明書って絶滅してるじゃないですか。


出版子会社の売上とか広告収入とか、そういう大人の事情があるにせよ、感度の高い高校生から見ればこの無駄がどのように映るか、ちょっと考えればわかりそうなものですけどね。


今の若者は、学校で毎日毎日「持続可能な・・・」って話を聞かされ続けているわけですよ。


要するに頼みもしない紙ベースの広告出版物をただ大量に送り付けるやり方とか、スマホで調べれば簡単にわかることを一覧で分厚い冊子にすることは、いろんな面でデメリットが大きいことは明らかですよ。


そろそろ無くしていって欲しいと思います。

0コメント

  • 1000 / 1000