【竜操教室 塾長日記】基礎基本は反復によって身に付けるもの

ゴルフを上手くなろうと思ったら、まずは練習場でボールを何球も何球も打つしかないですよ。


テニスを上手くなろうと思ったら、ラリーを何回もするしかないですし。


始めたばかりの頃はまったく上手くいかないし、ひとつひとつの動作にも時間がかかるし、例えば手に豆ができたり筋肉痛になったり、体にそういう負荷もかかって、体力的にも大変です。


でも、最初は大変でも、同じことを何度も何度もやっているうちにそれがだんだん当たり前になって平気になっていく・・・というのが大事なのです。


勉強だってそうです。


基礎基本を身に付けるまでは、反復を繰り返すしかありません。


慣れてしまえばどうってことないことでも、やらないと慣れないし、慣れるまではずっとしんどいです。


このしんどいところだけで止めてしまうから、勉強がずーーーーっとしんどいものになってしまうのです。


ワークを解くのも、1回目は面倒だし辛いし時間がかかるし大変なんです。


でも、2回目は1度解いた問題ですから、そんなに大変じゃありません。


3回目ぐらいになると、もう答を覚えている問題も増えてきて、楽勝になります。


そして、4回目がテストの日なら、バッチリじゃないですか。


それが、1回しか解いた経験が無いとワークはただの大変なものでしかないし、2回目も同じ大変さが続くと思うと、嫌になってしまうのです。


1回目だけで終わってしまうとテストでも点が取れないから、しんどい上に成果も出ないというダブルパンチなんですよ。


効率悪すぎです。


そこんとこを、もっともっと理解してもらわねばと思います。

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