【塾長日記】公立中学の授業で、英和辞典って必要なんですかねぇ?
中学1年生が、封筒をいっぱい見せてくれました。
各種辞書や教科書ガイドなどの販売の斡旋のための封筒です。
別に、全部本屋さんで手に入るものばかりですけれど。
それはそうと、英和辞典って普通の中学生に必要なんでしょうか?
建前論から言えば、必要に決まってるじゃん!ってことですけれど。
実質、どれほど使用するでしょうね。
以前は、学校の授業中に辞書の引き方のガイダンスがあったような気がしますが、今はそんなの聞いたことありませんし。
教科書の予習や復習なら、教科書の中に簡易辞書がついてますし。
県立の入試問題は、そもそも教科書に載っていない単語には注釈がついていますし。
それでもわからなければ、グーグル君に聞けば済みますし。
普通科の進学校に進めば、その時に無理やり紙の中辞典を買わされるので実質3年間しか使用しないですし。
中学3年間で、辞書で引いた単語の数を数えてみたら面白いかも。
クラウンの初級英和辞典は1,700円なので、そんなに高いわけでもありませんが、新品のまま机の上に飾るだけになってはもったいありません。
こんなこと言うと、真っ赤な顔して、いかに紙の辞書を引くことが大切かを力説してくれる方がいらっしゃることも良くわかっています。
でも・・・
必要だと思う人が買えばよいわけで、必要でないと思う人にまで無理強いするものではないでしょう?
買わせるのであれば、それなりの指導や授業とセットにすべきです。
少なくとも、そういう指導の無い今の普通の公立中学の英語の授業の状態では、大部分の生徒には必要無いと塾長は思います。
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