【竜操教室 塾長日記】問題の解き方を教えるだけなら簡単なんですよ。
中間テストの結果が返ってきています。
テスト前には学校の先生がテスト対策のプリントを配るのが当たり前になってきていて、30点分ぐらいはその中からそのまま出題されています。
大した量ではありません。
要するに、まったく点数の取れない下位層のために、救済策として事前にテストの問題を教えてくれているようなものなのですが、それでも点数が取れないのが下位層たる所以で・・・
「え?そんなプリントもらってないです~」
そもそもまずそのプリントを無くしています。
持っていたとしてもぐちゃぐちゃ。
そして、「ここから30点は出すからな!」と授業で念押しされている先生の言葉も覚えていません。
塾に来ている生徒には必ず「対策プリントやった?」と声かけをして、無くしていればコピーをして、家庭学習でも覚えるように促しますが、それでも完璧に覚えることなくテストを受けて、出題されることがわかっている問題をことごとく間違うということになります。
出題の確定している対策プリントですからテストまでに完璧に覚えることが基本なのですが、「覚えた?」と聞くと、「やった(1回だけ)」とか「だいたい覚えた」って言うんですよ。
「だいたい」ってのがまずダメだということがわかってません。
必ず出題されるってわかっているのに「だいたい覚えた」ってどういうことだよ!(-_-メ)
って感じで、そういう意識のところをまず修正していくのが大変なんです。
テスト直しをちゃんとしていれば、対策プリントからそのまま出題されている問題が多いことにも気づいて、「よし、次はちゃんと覚えよう」ってなるはずなのですが、そのあたりも適当に流しちゃうんでね~。
単元の要点を教えるとか、わからない問題の解き方を教えるとか、そういうのはかなりレベルが上がってからだし、そういう生徒ばかりだと指導は簡単ですよ。
でも実際には、まず当たり前のことを当たり前だと教えていくことから始めないといけない、そういう生徒もたくさん居るってことです。
なんとか頑張ります。
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