【竜操教室 塾長日記】指導法もその効果もいろいろあるのが当然です。
問題を解くとき、その解き方をどれだけたくさん見つけることができるかって大切です。
山に登っていくのに、その道筋をどれだけ知っていて、その特性をどれだけ知っていて、その中から今はどれを選択すれば良いのかを適切に判断できる能力が求められると思います。
それって指導者側も同じですよね。
同じことを教えるにしても、どうやって教えるのかの方法論についてはそのメリットもデメリットも含めて、たくさん知っているほうがより良い結果を出すことができるだろうと思います。
特に、指導する場合は相手があることなので、相手の置かれている状況や能力、モチベーションによって、最適な指導法とされるものが最悪な指導法になってしまうことはよくあることです。
だからこそ、何かの指導法について、それは間違っている!って言いきることができる人は、一面的な見方しかできないのだろうなと思って流すことにしています。
よくあるのは、さくらんぼとか、きはじとか、かけ算の順序とかね。
それでしか指導しないとなると賛否が起こるのは当然として、教え方の使い分けの手段としてはどれだけたくさん手数を持っているのかの勝負になると思うんですけどね。
たとえ99%の場面で問題のある指導法でも、残り1%の場面では有効になることだって充分考えられます。
だから、そういうことがわかっている多くの賢明な指導者の方は、どっちと言わずに沈黙していると思いますよ。
落ち着きましょう。
正解は無いと思います。
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