【竜操教室 塾長日記】携帯持ち込み禁止!ってところ、たくさんありましたよね。
小中学生を10年以上も指導していると、携帯や情報端末の進歩と普及の様子を間近で感じることができます。
塾を始めた頃って、塾へ携帯を持って来ること自体禁止!!っていう塾が周りに多かったですもんね。
教室に入る時は電源を切るとかね。
うちはそんな禁止事項を一度も作ったことは無いですから、机の上に堂々とスマホを出したままの生徒も昔から存在してましたけど。
で、開校以来、中学生が携帯を持ち、小学生が持つようになったと思ったらあっと言う間に主流はスマホに切り替わり、今や小学生の中学年でもiPhoneの最新機種を普通に持っているような状況です。
で、最近になって感じるようになったのは、やっと中学生がスマホの利用価値をSNS以外に見つけられるようになってきたということ。
何万円もする端末に月に何千円もかけているのですから、使わないともったいないです。
勉強でわからないことが出てきたらグーグルで検索するという単純な作業さえ、つい2,3年前までは思いついてもいませんでしたし。
せいぜいLINEとゲームと音楽とカメラのみ。
それが最近では、先生、今日雨降りますか~?って聞く前に、スマホで雨雲レーダーを見るようになったし。
単語を覚えるアプリをいつの間にかダウンロードしてたり。
計算機も四則計算だけでなくて、いろんな機能で使っていたり。
映像授業も自分で検索して見に行けるようになってきたし。
そういうの、当たり前のようで、ついこの前までは多くの生徒にとって全然当たり前じゃなかったですよ。
まあ、早晩電子辞書が過去の遺物になるのは間違いないでしょうよ。
紙の新聞や雑誌だってどうでしょうね。
それも今後の値段次第だと思いますが・・・
学校でもPCを授業に活用し始めましたから、これからもどんどん状況は変わってくるのだろうと思います。
とにかく電子端末を使わせないようにしておけば良いという対応はすでに時代遅れです。
どう使うと害になり、どう使うと有効なのかをしっかり理解させて、どんどん活用できるようにしていかなければいけないと思います。
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