【塾長日記】そんなこといちいち指示されなくても自分でできるくね?と思ったところがやっとスタート地点。

塾へ来る理由のひとつにこんなのがあります。


勉強の仕方がわからない・・・


そうですよねーと笑顔で受け答えしながらも、内心では”本当にそうなん?”と思っています。


学校の授業では、先生から日々いろんな指示があります。


英語だったら、単語を調べてきなさいとか、ノートをちゃんと取りなさいとか、課題プリントをやって提出しなさいとか、来週単語テストがあるので覚えてきなさいとか。


それらの指示ですが、基本的に面倒なものばかりです。


子供たちにしてみれば、できればやりたくないものばかり。


だから、やらない!とか、答を丸写しする!とか、少しでも楽な道を選択しがちです。


これは、”やり方がわからない”というのとはちょっと違います。


やることは明確に指示されているけれど、面倒だからできれば避けて通りたい。


いかに楽をして、いかに成績を維持するか、その方法がわからないというのが正直なところだと思います。


あらかじめ言っておきますが、そんな方法は絶対に存在しません。


いや、正確に言うと、


今すでに学校の先生の指示にしたがって、面倒なことでもちゃんと真面目にコツコツやってますよ~というのであれば、そこから少しだけ楽な方法で成績を維持したり、今より伸ばすことはできるかもしれません。


でもですね。


そういうコツコツとした地道な努力を”面倒だ”と言って避けて楽をしてきたのであれば、それ以上に楽になって、しかも成績をなんとかする方法なんて他にあるわけが無いでしょう?


だから、子供の”勉強の仕方がわからない”というのをそのまま真に受けてはだめなんです。


勉強の仕方がわからないという前に、まずは学校の先生の指示通りに作業をこなしてますか?という確認が必要です。


学校の先生の指示は、勉強をする上でどれも基本的なことばかりですからね。


それを指示されているのにできないという状態から、指示通りできるようになるのがまず第一歩です。


そうすればそのうち、いちいち指示されなくても、宿題をするとか、簡単な予習をするとか、授業を真面目に聞いてノートをちゃんと取るとか、そんな基本的なことは当たり前になってくるのです。


勉強の仕方がわからないというのは、あくまでそこから先のことですよ。


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