【塾長日記】これぐらいでいいか・・・・をいつまでも続けていてはいけない。
中学生は、とにかく考え方が甘いのです。
まだまだ子供なので、いろんなことに甘い。
これぐらいやっときゃ大丈夫でしょ。
これって今やらなくてもよくない?
成績良くなくても、なんとかなるでしょ。
高校ぐらい行けるでしょ。
だから今日はもうやーめた。
お腹も空いたし、テレビも見たいし、ゲームもしたいし・・・。
ほとんどの子供がそんな感じで、自分に甘いものです。
もちろん大人である塾長だって、いろんな場面で自分に甘い意思決定をすることはよくあることなので、子供たちばかりを責められないのですが・・・
それでも、理解しておかないといけないのは、
これぐらいでいいか・・・
という意思決定では、絶対に成長は望めないということです。
せいぜい現状維持がやっとですよ。
大人は、少なくともそのことを理解しています。
だから、時には自分の成長のため、厳しい意思決定をして自分自身を追い込んでいくことができます。
それをできるかどうかは年齢ではありません。
小学生や中学生でも、自分をそうやって追い込んで、どんどん成長している人は、すでに大人なのだと思います。
ただ残念ながら、多くの中学生には、まだまだそれを理解できていない子供が多いということ。
理解しないまま、このぐらいでいいんじゃない?と、勝手な基準でただ楽な道を選んでいるだけです。
その妥協の結果が何を招くのかをほとんど予測していないし、考えてもいません。
その状態では、いくら成長したくでも、なかなか成長できません。
成長したい、向上したいと思うのであれば、これぐらいでいいかと思ったところから、あと少しだけ頑張らないといけないのに。
それを知って、実行できるようになった人から大人になるのだ・・・と塾長は思います。
県立の入試まであと10日。
特に受験生は、
あの高校に合格したい!
本気でそう思うのであれば、今日は終わりにしようかな・・・と思ったところから、あと30分でも1時間でも、さらに頑張ってみて欲しいと思うのです。
そのわずかな時間でできることは大したことではないかもしれませんが、意識の差、気持ちの差はとてつもなく大きいのだということを知って欲しいのです。
それほど高くない倍率を、それほどレベル差の無いライバルたちと争っているのですから、結局、最後は能力よりも気持ちの勝負です。
後から、あの時もう少し頑張っておけば良かったなどと後悔するぐらいなら、今、とにかく頑張れるだけ頑張るべきでしょう。
これぐらいでいいか・・・
から、
あともう少しだけ。
受験は、大人になる大きなチャンスです。
ぜひ、活かして欲しいと思うのです。
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