【竜操教室 塾長日記】たかが答合わせ、されど答合わせ。

テレビでクイズ番組を見ていて、「さて、この答は何でしょう？」と言われて、これじゃないかな？って考えたのに、さあ答合わせとなった時に限って、コマーシャルが入るんですよ。

あれ、腹立ちませんか？

まあ数分のことだから許せないこともないですけれど・・・

でも、それがもし、「正解は来週のこの時間で！」って言われたらどうでしょう？

そんな問題、考えようと思いますか？

いや、考えたとしてもそれを来週まで覚えてますか？

そんな番組見ても面白くないはずです。

ワークの答合わせを先延ばしにしてやらないというのはそういう状態ですよ。

なぜか、答合わせは終わらせた後で一気にやる癖がついている生徒がたくさん居ます。

小学校の時から、答を取り上げてしまう大人がたくさんいるからですね。

不幸にもそういう大人に囲まれて育ってしまうと、答合わせは後から一気にやるものだというのが常識になってしまいます。

その場で答合わせをしない癖がついてしまうと、自分がせっかく考えた答が正解なのか間違っているのか、そんな大事なことに興味が無くなってしまうのですよ。

怖ろしいことです。

成績を上げようと思うのなら、解いた瞬間に自分で答合わせをするのが当たり前になるようにして欲しいと思います。