【塾長日記】私立高校一期入試2日目。挨拶ひとつで印象はガラリと変わるものですよ。

今日も午前中は入試の試験監督でした。


いろんな中学校の生徒たちがやってきます。


「おはようございます!」


声をかけると、元気な声で「おはようございます!」と返してくれます。


無視する生徒はほとんど居ません。


入試なので、当たり前と言えば当たり前ですが。


でも、挨拶の仕方もいろいろレベルがあります。


とりあえず、機械的に反応している生徒も居れば、ちゃんとこちらの目を見て挨拶してくれる生徒も居ます。


とびきりの笑顔の生徒も居ますし、中にはちゃんと一旦立ち止まってきちっと礼をしながら挨拶をする生徒たちも居ました。


もちろん、それぞれの個人の資質によるところも大きいのでしょうが、今朝、きちんと立ち止まって挨拶をした生徒たちは、皆同じ制服の子たちだったのにちょっとびっくりしました。


他の中学校の生徒たちが素通りしている横でも、その学校の生徒は全員が一旦立ち止まって誘導の先生に挨拶を返していました。


つまり、その学校では、普段から先生にきちっと挨拶をするのが普通になっているんだろうなぁ・・・ということです。


たったそれだけのことで、その生徒たちだけでなく、その生徒たちが通う学校の印象が大きく変わります。


ちゃんと立ち止まって挨拶をする。


たったそれだけのこと。


やろうと思えば誰だってできることですが、実はやろうと思ってもなかなか実際にはやれないことです。


自分が中学生だったとしたら、絶対に「ちっ、いちいちめんどくせぇなぁ」と思っていたでしょう。


そのめんどくさいことがどれほどの価値があることなのか、大人になった今は理解できますけどね。


だから、それをちゃんと実行している生徒たちは素晴らしいと思いますし、それを指導されているその学校の先生方にも本当に頭が下がる思いです。


学芸館でも挨拶は指導されていますが、きちっと立ち止まってできているかというと、なかなかそこまでは出来ていないのが実情です。


もう一歩踏み込んで、挨拶を指導していかなければと思います。


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