【竜操教室 塾長日記】どっちつかずの最悪の結果

意見が二分しそうな問題をどうやって決めるのかって、とても大事なことなんだなとつくづく思います。


少数派が少数派であることに納得してくれれば、単純に多数決で決めちゃえばシンプルなんですよ。


あるいはどこかの国のように、鶴の一声でとにかくどちらかに決める。


時には多少の反対を押し切る実行力や責任感も必要です。


それが正解なら問題無いし、たとえ不正解でも最後までブレなければそれなりの結果は出たはずなのに・・・


でも実際にはそうはいかない。


最後まですべての意見を反映させようとして、最後まで全員の同意を得ようとして、結局、最終的には誰も望んでいない結末になる、そういうことでしょ?


どっちつかずの最悪の結果。


どっち側からも文句を言われて、誰も納得してません。


右か左のどちらかに行けばいいのに、両方に配慮しながら「真ん中で!」ってするからおかしくなるってわかってるのに、そうなっちゃうのが民主主義の限界なのかも・・・


最近で言えば共通テストの変更の迷走ぶりも酷いなと思いましたが、今回のようにもっともっと大きな国論、いや国難でもこうなっちゃうんですね。。。


まだまだこれからも、憲法改正とか、皇室問題とか、領土問題とか、国論を二分する大きな問題はいくらでもあるというのに、どれもこれもどっちつかずで結局誰も望まない結果になってしまわないことだけを祈ります。

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