【塾長日記】当たり前なんですけれど、ついつい思ってしまうこと。
先週行われたセンター試験の過去問を解かせています。
自分でももちろん翌日には解いているのですが、年々、
問題が易しくなりすぎてね?
と思います。
それこそ、毎年です。
こんなに易しくしたら平均点が上がりすぎて大変なんじゃないの?
とも思います。
平均点を見るまでは・・・ですけどね。
それほど変わらないか、時には下がっていることもある平均点を見て、はっと我に返ります。
そりゃこっちは数学を毎年教えてるんですからね。
当たり前ですけど。
センターの過去問だって、どれだけやり込んでいるかもうわからないぐらい。
センター対策問題集や毎回の模試もすべて解いてあらゆるパターンを経験しているわけですから、問題を見て年々易しくなっているように感じるのは当たり前の話ですよ。
それに対して、生徒たちは人生で初めて解くパターンの問題の方が多いでしょ?
だから、なんでこんな簡単なのができないんだろ?って思う方が間違いなんですよね。
当たり前ですけど。
それに、科目限定で解きまくっていれば良い先生に比べて、生徒たちは複数教科を限られた時間の中で勉強しないといけないのです。
スキルを毎年毎年ブラッシュアップできる指導者に対して、指導される側は毎年毎年”新人かつ素人”なわけで・・・
だから、なんでこんな簡単なのができないんだろ?って思う方が間違いなんですよ!
当たり前なんです。
当たり前でしょ?
でもこれがなかなか。
目の前で、超簡単(と思う)問題を前に固まっている生徒を見ると、つい思っちゃうんだなぁ・・・
いらいらせず、粘り強く成長を待つ大きな心を持つようにしなければと思います。
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