【塾長日記】「英会話は誰でもできるようになります」と言いながら、ありがちな恥ずかしい間違いを指摘するってセンス無さすぎ!
さっき、フェイスブックの広告で表示されてたんですが、
「英会話初心者がやってしまいがちな恥ずかしい英語フレーズまとめ」
というやつで、例えば”hear”と”listen”の違いとか”fine”の意味の勘違いとか、初心者がよくやるミスを指摘してくれているわけです。
で、だからうちの英会話のレッスンはいかがですか?という広告なんですけど、それってセンス無さすぎじゃないですか?
日本人が学校でずっと英語を勉強しているのに実際の英会話でまったくしゃべれないのは、実践も無いまま文法をきちっと習ってしまうところにあると思います。
要するに、文法をよく知っているからこそ、細かなミスや間違いが心配で、口に出すのが恥ずかしいんですよ。
英会話初心者に対しては、細かな文法とか発音とか単語の間違いとか、そんなことは気にせずに、まずはコミュニケーションを取ろうという度胸が一番必要なはずです。
それなのに、英会話初心者が気にしていないようなミスまでも教えて、さらに委縮してしまうような広告の作り方って、最悪のセンスだと思うのです。
対象が中級者や上級者なら、細かなニュアンスの違いなどを学習するのは良いことだと思いますけどね。
そうじゃなければ、日本語の使い方だって怪しいのに、hear と listen の違いなんて細かなところはどうでも良い話でしょ?
「いってQ!」の出川の英語を見ていて強く思うのです。
英会話を始めとする異文化コミュニケーションの第一歩は、文法とか発音とかじゃなくて、”度胸”ですよ、度胸。
その度胸のつけ方を実践で教えてくれるんだったら、お金を払っても良いかもと思いますけどね。
とりあえず、この広告は2度と表示されないようにしときました。
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