【竜操教室 塾長日記】簡単な計算を甘く見るな!

中学生の1学期はどの学年も計算問題を中心に学習します。


数学が苦手だった生徒が復活する大チャンスなんですよ。


一方で、数学が苦手ではない生徒にとっては簡単な単元であるのも事実で・・・


先生が基本の手順を教えてくれているにも関わらず、自己流の解き方でちゃらちゃらと解く生徒が続出します。


まあ、計算はより速くより正確に解くことがゴールなので、速くて正確なら、ちゃらちゃら解いていても特に文句は言いませんけどね。


でも、もしちゃらちゃら解いている中でミスが出てくるようなら、それは許しませんよ。


解き方のわかっている問題は100%正解しないとダメなんです。


整数の足し算引き算や、九九のようなものです。


間違えるわけがない・・・そう思いながら解けるようにしないと意味がありません。


自分でも、簡単だなと思いながら解いているのであれば、絶対に間違えてはいけません。


数学は、この計算を使ってもっとレベルの高い問題を解くのです。


例えば重要な計算をするときに使う計算機やパソコンが、100回に1回ぐらいは確実に間違うとしたらどうですか?


危なっかしくて、重要な場面では使えないじゃないですか。


テストでは、計算機やパソコンの代わりに自分の計算能力だけが頼りなんです。


それが、100回に1回はごく基本的な計算を必ず間違うようなポンコツだったら、使い物になりません。


レベルの高い問題を解こうと思ったら、正確な計算機は必須なんですよ。


だからこそ、自分でも簡単だなと感じているような計算問題で間違えてはいけないし、間違えるようなちゃらちゃらした計算のやり方はぜひ反省して改善して欲しいと思います。

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