【塾長日記】やりたいと思っている人にやりたいと思っていることを教えるのはとても楽しいのです。

今日は、本来は先月の21日から続く年末連勤の中日といういことで3週間ぶりのお休みの予定でしたが、まだ期末テストを残している高校生が不安そうな顔をしていたので、特別補講をすることにしました。


補講と言っても、塾長は特に何もしません。


溜まった事務作業をしたり、自己研鑽のための映像授業を見たり、ほぼ自分の時間を自由に使っています。


時折、「先生、これどうやったらいいん?」と聞かれるので、その時にちょっと解説をするだけで、あとはお互いに黙々と自分の時間を過ごす・・・そういう感じです。


今日は、それが5時間続きます。


無理やりやらされる勉強だったら


そして、無理やりやらせている勉強だったら


この5時間は、勉強をする方もさせる方も、お互いに大変な、苦痛な、長い長い時間になるのでしょうけれど。


本人が、自ら勉強したい、わかるようになりたいと思っているのであれば、5時間なんてあっという間です。


教える側も、学びたい気持ちがある人に教えることは、まったく面倒でもなく苦痛でもなく、むしろ面白くて楽しいので、やはり5時間なんてあっという間なのです。


まあ、だから今日は補講を受けたんですけれど。


皆が皆、このくらいモチベーションが高ければ、教える方はめっちゃ楽ですよね。


やりたいと思っている人にやりたいと思っていることを教えるのと、やりたいと思っていない人にやりたいと思ってないことを教えるのでは、まったく違います。


テニススクールで、コーチが球出したボールをそのまま見送って打たない生徒が居たら大変でしょ?


学校とか塾での指導って、そういう状況が普通に起きてますから。


学校の先生にしても、塾の先生にしても、勉強のやり方を教えるよりも、勉強に向かう気持ちの持ち方とかモチベーションを管理する方が業務のウェイトが高かったりします。


毎日、数学を勉強したい!って思っている人ばっかりを教えられたら楽しいだろうなぁ・・・


それだったら、儲からなくても休みが無くても全然平気なのに。


と思ってみたりして。


まあ、現実的には無理な話なので、今日のような貴重な時間は大切にしていきたいと思います。


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