【竜操教室 塾長日記】わからなければ答を見る!!
わからない問題に出くわした時には、答を見たらいいんですよ。
だって、答が用意されているんですから。
人生では、答の無い問題にぶつかることもたくさんあるでしょうけど、学校の勉強は基本的に答とセットで学んでいくものです。
答と解説を読み込んで、納得したらまたもう一度解きなおせばいいんです。
で、わからなければまた答を見ればいいんです。
その繰り返しの中で、様々な問題への対処法を「知識」や「経験」を通して身に付けていくのが勉強です。
最近流行りの「思考力」ってやつですけどね、その前提として「知識」と「経験」が無ければ思考力も何もありません。
そして、その「知識」や「経験」を身に付けるのは、多くの場合「思考」によってではなくて、「反復」です。
数学の問題でよくあるのですが、「難しい!」とか「こんなもん解けません!」というのは、その問題を初めて解いているからですよ。
同じ問題を2回、3回、なんなら10回解いたら、解けるようになりますって。
そして、それが解けるようになったことが「知識」となり「経験」となって、次のレベルの問題解決の力になるわけで・・・
結局答は見るけれど、その後の2回目、3回目を面倒がってやらないから、「知識」も「経験」も積まれていかず、気が付くと解けない問題ばかりになってしまうのです。
わからなければ答を見て、もう一度解く。
自力で解けるようになるまで何度もこの繰り返しです。
2回目、3回目がある前提なら、仮に1回目に答を丸写ししたとしても、それだって勉強法のひとつですから。
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