【竜操教室 塾長日記】立場も違えば見え方も違いますから。
クラス替えもされて、担任も教科担当も変わって、心機一転というところですが、この時期、塾で聞こえてくるのは学校の先生の悪口の方が多いように思います。
何言ってるかわからないとか、怖いとか、厳しいとか、宿題が多いとか、まあいろいろ言いたいことを言ってます。
ただ子供が言うことなんでね、100%の話として受け取るわけにはいきません。
それに、怖い先生や厳しい先生だからこそ、ちゃんと授業を聞いたり、ちゃんと課題をやったりという効果もあったりするので、何が良くて何が悪いのかは見方によって全然違いますから。
それにしても、学校でも授業を受け持っている塾長の心境は複雑です。
塾に来ている生徒は、ありがたいことに「学校の先生よりずっとずっとわかりやすい」と言ってくれることが多いですが、そりゃあ好きで塾に来ているわけですから、当然と言えば当然のこと。
この先生ダメだな、この塾はダメだなって思った生徒はそもそも退塾していきますから。
一方で、学校は嫌だから止めるってわけにはいきません。
嫌々授業を受けていたら、時が経てば経つほど嫌な気持ちは増幅されていきます。
自分が学校で受け持っている生徒たちが、どこかの塾で、「あの先生何言ってるかわかりません」って訴えているかもしれないと思うと、絶対にいい加減な授業はできない!って身が引き締まる思いです。
今年もたくさんの新しい生徒を受け持つことになりますが、とにかく真摯な気持ちで取り組みたいと思います。
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