【竜操教室 塾長日記】最近は、適当なものをすべて選べと言われます。

県立高校入試の問題では、選択問題で答が一つしかないものが減り、「適当なものをすべて選べ」と指示されるようになってきました。


塾長は、以前から選択問題を解く際には、これだ!と思う正解を見つけて選択するのと同時に、他の問題についてはここが違う!という点を見つけて除外することが大切だと言ってきたのですが、これがなかなか浸透しません。


極端な話、4択問題で1つ目の選択肢が正解だと思ったら残り3択を読まないで答えてしまう生徒が結構多いのにびっくりします。


小学校のカラーテストはそれでも大丈夫なくらい簡単なものが多いので、そういう癖がついているのかもしれませんが、中学校、高校と進めば進むほど判断材料は微妙になってくるので、まったく太刀打ちできなくなってきます。


それに加えて、正答数を明示せず「すべて選べ」というタイプの問題が今後増えてくるとなると、ますます選択問題で点数を稼ぐことが難しくなってくるだろうと予測できます。


新年度の自己診断テストや各私立の入試問題もすべてこの傾向に合わせて変更になってくるはず。


これまで以上に、選択問題への意識を高めていかなければと思います。

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