【竜操教室 塾長日記】解き方がわかる問題を1問たりとも間違えてはいけない。
新2年生も新3年生も、春休みの数学は計算問題の復習三昧です。
正負の数や文字式の四則計算、方程式など、ほぼほぼ解き方は理解できている問題ばかり。
その、解き方のわかっているはずの問題をいかに正確に速く解き進められるかが大事なんです。
おそらく1回間違えても、すぐに解き直したら正解できるはず。
だったら、丸付けをするまでに自分で間違いを見つけて修正しなさい!ってことです。
計算ミスの多い生徒というのは、自分で自分のミスに気が付いて修正するという癖がついていません。
解き方がわかっていればいい・・・ぐらいの甘い考えなんですよ。
解き方がわかっているかどうかと、実際に丸付けの時に正解になるのかどうかは違います。
ミスの少ない生徒というのは、ミスが少ないのではなくて、最終的な答を出すまでに自分のミスに気付いて修正する能力が高いのです。
この能力は過去に意識して訓練したことが無いと、まったく身に付いていません。
逆に、意識して訓練させれば確実に身に付く能力です。
だからこそ、学校の授業が止まっている貴重なこの時期には、しっかりその訓練をさせていきたいと思います。
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