【塾長日記】テストのあとで、できなかった問題を振り返ることが常識でないのなら、すでに試合終了と思ってください。

昨日の祝日。


中3生たちは明誠で模試を受けてきました。


その様子を聞くだけで、まあ、おおよその成績レベルがわかります。


意識の高い子たちというのは、ほとんどの場合、すでに自己採点をして、少なくとも間違った答や知らなかった内容をチェックし終えています。


解き直しをしたからと言って、全部がすぐにできるようになったり、すぐに暗記できたりするわけではありませんが、知らなかったことや間違ったことを絶対にそのまま放置できないのです。


もちろん、点数にも意識を持っていますから、自分がどの教科で何点ぐらいだったのかも興味を持って覚えています。


普段の状態ならいざ知らず、受験生として、今よりも成績を上げようと思っているなら、これぐらいの意識は当然と思いますけどね。


これが、当然でない生徒たちもまだまだ多いのです。


昨日テスト会場から持って帰った問題も解答も、封筒に入れたまま見直すこともないでしょう。


成績が却ってきても、点数や順位は見るかもしれませんが、自分が何を間違っていたのかには全然興味がありません。


知らなかったことやわからないことがあっても、それをもう一度聞かれたらどうするの???というところまで考えていないのです。


できなかったことをできるようにするからこそ成績が上がるという根本的なことが理解できていないのでは、どうしようもありませんし、どうしてあげようもないというのが正直なところ。


そういう意識の部分をどう変えていくのか。


日々突きつけられる現実に、立ち向かわなければいけません。



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