【竜操教室 塾長日記】何時間やったかではなくて、何回やったかの勝負

昨日は帰ってから5時間も勉強した・・・


それはそれで凄いことですが、大事なことは、何時間勉強したのかよりも、その単元の問題を何問解いたのか、同じ範囲ならそれを何回繰り返したのかってことです。


わからない問題をただ見つめていても、解けるようにはなりません。


テスト前は特に、1つの問題をじっくり考えて解くことよりも、よりたくさんの問題ですぐに答や解法が頭に浮かんでくるかの方が大切。


単語テストのようなものです。


たとえば「水曜日」という英単語の綴りがわからないからと言って、それを思い出すのに3分も5分も考えるのは時間の無駄です。


すぐに正解を確認して、またテストする。


ダメならまたすぐに正解を確認して、さらにテストする。


記憶に定着するまで、その繰り返しを何回やったかの勝負なのであって、時間をどれだけかけたのかということではないのです。


それに加えて、やたらといろいろな問題に手を出さないこと。


同じ問題を完ぺきになるまでひたすら繰り返す。


定期テストなら、ワークか授業プリントのみで充分重要項目は押さえられます。


そもそも、ワークで解けない問題や覚えてない事柄があるのに、他の問題に手を出す余裕なんてありません。


だからセルモでは普段の授業からワークを解かせるし、テスト前もワークを解かせるのです。

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