【塾長日記】わからないことに対してファイティングポーズを取らないのであれば、共に闘うことはできないのです。
勉強は自分でやるもの。
これがセルモの大方針です。
わからないところがあったら、先生に聞きなさいね・・・と指導されているご家庭であれば、うちの塾はやめといた方がいいですよ、と面談では伝えています。
わからないことがあれば、まず自分でどうしたら良いかを考えることからセルモの勉強は始まるからです。
”わからない”
というのはとても便利な言葉です。
もちろん、本当の意味で”わからない”場合もあるでしょうけど、他にも、
”やるのが面倒です”とか、
”だるいので、先生解いてください”とか、
”考えたくありません”とか、
そういう、正直に言うと先生にぶん殴られそうな気持ちをオブラートに包んでくれる、とても使い勝手の良い言葉が、”わからない”なのです。
わかろうという努力の上でわからないのか、それとも最初からわかろうという気持ちがないのかは、見ていればだいたいわかります。
後者であれば、すでに戦意喪失しているわけですから、いくら丁寧に、優しく、わかりやすく説明したって、何の意味もありません。
それに、適当に、はい、はい、って相槌を打っておけば、自分の頭は使わなくて良いし、時間は過ぎていくし、課題は終わっていくし、良いことづくめですからね。
この魔法の言葉を使うのに慣れてしまうと、とても厄介です。
さらに、本人は真面目に勉強しているつもりだったりすると、さらに厄介なことになります。
わからないから先生に聞いてるんじゃないか!って逆ギレ状態になることもあります。
でも、どんなに親切丁寧に教えても、最終的にテストで解くのは自分自身ですからね。
勉強をする上では、絶対にその目的を見失ってはいけないのです。
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