【竜操教室 塾長日記】もっと評定に関心を持ってください。
学校の通知表の点数、つまり評定の価値を知らない人が多すぎます。
この時期の中1、中2はまったくなんとも思っていない生徒が多数派ですよ。
意識できているのは、そもそも評定を気にする必要のない成績上位層だけで、評点1点の差に泣くことになるかもしれない中位層から下位層ほど、何の執着もありません。
私立高校は、評定の点数で出願コース選択が限られたり、あるいはほぼ合格内定が出たり、そこまでいかなくても奨学金に差がついたり、入学時の納付金が要らなくなったり。
そういうことを生徒本人が理解していなければ、ここで提出物を頑張る意欲や、授業態度を改める意識にはつながらないんです。
あの先生がちょっと気にいらないから、提出物は出したくないとか、授業は真面目に受けないとか。
そのちょっとした反抗心で、将来どれだけの不利益を被るかが理解できてないんですよ。
別に学校や先生に媚びを売れと言っているわけではありません。
普通に提出物を出して、真面目に授業を受けて、先生の指示に従ってルールやマナーを守っていれば良いだけのこと。
それが当たり前になっていないから、「2」をつけられたり、テストの点数が良いのに「3」をつけられたりするんです。
今年度の評定はまだ確定していませんから。
最後の頑張りを見せて欲しいところです。
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