【塾長日記】テストの採点は・・・とにかく精神的ダメージが大きいのです。が・・・

今日は日曜日ですが、竜操中のテスト対策のため、教室を無料開放中です。


学校の課題を自習している生徒たちを監督しつつ、塾長は塾長で、担当している非常勤の授業の定期テストの作問をしています。


教科書や問題集など、いろんな問題を見ながら、これだったらみんな答えられるかな?とか。


この問題は難しすぎるかな?とか。


そういえば、このパターンは授業で説明していなかったな・・・とか。


定期テストの作問をしているときは、あれこれ考えて結構楽しいんです。


そして、結局はみんなの笑顔が見たいので、気が付くと、なんとなく易しめ、甘めの問題選定になっていきます。


これだったら、平均点が上がり過ぎるかなぁ


なんて思ったり。


しか~し、


いざ採点になると、易しめ、甘めにしたはずの問題を見事に間違える生徒が多発します。


え~、これテストに絶対出すから覚えてね!って言ったじゃん。


この問題なんて、1時間丸々使って説明したでしょ?


そういう問題を、バンバン間違えているのです。


誰が悪いって、そりゃあ、それがちゃんと解けるように教えていない先生が悪いに決まってるじゃないですか。


今までの授業をすべて否定されたような気分。


だから、採点業務というのは、作業として大変なだけでなく、毎回精神的にもダメージが大きいのです。


それを防ごうと思ったら、テストの問題を易しくしていくのが一番楽。


竜操中の定期テストでもそうです。


問題もかなり易しめだし、対策プリントからそのまんま出題されてるし、結果として平均点がものすごく高くなることもよくあります。


そんなことでは自己診断テストや入試に対応できないのですけれど。


塾長も同じ立場なので、そういう易しめの作問をしたくなる先生方の気持ちもわからないでもありません。


でも、こんなことではいけないのです。


テストで点を取れないのは、教えている先生の責任ですから。


授業内容や教え方、生徒への課題などの負荷のかけ方などを見直して、改善していくのが仕事です。


テストの内容も、そして普段の授業も、こうあるべき!というレベルをしっかり意識して、そのレベルを維持向上させていくようにしなければと思います。



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