【竜操教室 塾長日記】いろんなことで自律してくれないと・・・
成績の上がる生徒というのは、自律して学習ができる生徒です。
自律して学習ができる生徒というのは、目的を考えて行動し、反省→改善ができる生徒です。
定期テスト直前になっているにもかかわらず、
「先生、何したらいいですか?」
って、全面的に先生に行動をゆだねるような状況では、成績アップへの道は遠いと思います。
だって、自分では何も考えてないですから。
そして、それをおかしいと思わないメンタルの部分も大問題です。
そういう風に成長してきた環境にも問題があると思うのですが、
自分の判断で何かをしたら、怒られるって思ってるんですよ。
怒られるぐらいなら、言われた通りやっておこうって思ってるんです。
だから、「先生、何したらいいですか?」って聞いてくる生徒には、敢えて、「何をしたら良いと思う?」と問い返します。
そして、その判断がよほど間違っていない限り、思った通りにやらせてみます。
結果が出たら、良かったところ、悪かったところを一緒にチェックして、次にはどのように改善したら良いのかを考えさせるようにします。
成績だけのことを考えたら、一番効率的と思われるやり方を一から十までやらせたらいいんですけどね。
でも、たとえ今の勉強では遠回りになったとしても、自分で考えて行動できるようにならない限り、これから先もいろんなことで苦労するんです。
勉強にしても、習い事にしても、部活にしても、社会に出てからも。
自分で考えて、自分を律することが根本的なところだと思います。
うちの塾は、勉強のやり方だけでなくて、それ以外のルールでも、いろいろなことでルーズなんですが、ガチガチに管理することは目的と外れるので、ある程度仕方ないのかなと思っています。
別にほったらかしているわけではあありません。
自律して欲しいだけです。
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